ぎゅうにゅうのおはなし。 海賊 2010年01月11日 [わんぴ/モンストン]牛×河童&馬げひん注意。 x x x x x「そういえばさ、ゾロミルクってホルスタインなんだよな?」言い出したのはウソッパカ。「ミルク出るのか?」「!!」その発言に驚いたのはサンザラーだ。慌ててウソッパカの口をふさぐ。「むーむむー?」「駄目だ駄目だ!それを聞くな!!」「…っぷは!何だよサンザラー!何で聞いちゃいけないんだ?」「それは…」サンザラーは、昔にその質問を、ゾロミルク本人にぶつけたことがあったのだ。その結果、自分の身に起こった不幸についてもしっかりと覚えている。しかしそれを口には絶対に出したくない。結果、サンザラーは言い淀んでしまったのだが、「出るぜ」それを引き継ぐ声があった。「ゾロミルク!」ウソッパカが嬉しそうに、現れた人物の名を呼ぶ。反対にサンザラーは、絶望的な表情を浮かべた。「ミルクなら出るぜ、ウソッパカ」「ほんとか!?」「ああ。…サンザラーには飲ませてやったことがあったっけな?」そりゃもう腹いっぱいにな、とゾロミルクは続け、にやりと笑った。「うぅ…」思い出したくないことを思い出し、サンザラーが冷や汗をたらし頭をかかえて膝をつく。「へェ、いいなァ!サンザラーはゾロミルクのミルク飲んだことあるのか?」「お前も飲みたいか?」「うん!」「や、やめとけ!」ウソッパカが満面の笑みで頷くのを見、慌ててサンザラーはその間に割り入った。「駄目だウソッパカ、こいつのミルクってのは…」「ミルクってのは?」「…とにかく!普通のミルクじゃねェんだ」目を逸らすサンザラーを前に、ウソッパカは小首をかしげた。「普通じゃねェって…言われたら、普通もっと気になるよな」「だから、飲ませてやるって、ウソッパカ」ゾロミルクが、ウソッパカの肩に腕を回す。「来いよ、たっぷり飲ませてやるぜ」「わーい」「ウソッ…」去っていこうとするその背に伸ばした手を、しかし、掴むものがあった。「ゾ、ゾロミルク!?」「何だ、サンザラー?おれのミルクをもう一度飲みたくなったか?」「や、違…」「じゃあ、サンザラーも一緒にゾロミルクのミルク飲ませてもらおうぜっ!」「ウ、ウソッパカ…」その満面の笑みに腕を掴まれてしまえば、サンザラーにはそれを振りほどくことは出来なかった。「よーし、じゃあ三人で行こー!」嬉しそうなウソッパカと別の意味で嬉しそうなゾロミルク、そして真っ白になったサンザラー。三人は連れ立って、ゾロミルクの住む森へと消えていった。…しばらくの後に、二人分の悲鳴が森からモンストン中へと響き渡ったが、その意味を知るものはいなかった。さらに翌日。「へー、ゾロミルクってミルク出んのか!?おれも飲みてェ!」と言い出したルギャオやらチョパーケンやらを、「駄目だ駄目だそれは止めておけェ!!」「腹いっぱいに飲まされるぞ!本当に腹いっぱいに飲まされるぞ…!!」サンザラーとウソッパカが本気で止める光景が、モンストン中で目撃されたとか。-----初めての時間指定公開。…意味ねー!!こうやるのかー、なるほどなるほど(独り言いつか書きたかったモンストンネタ。下ネタで本当申し訳ないとは思うが、ゾロミルクって響きだけでもう卑猥だから仕方ない。それにしてもウソッパカの尻は非常にけしからんと思う(もう黙れ PR