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マイナー作品とかのションボリ二次創作を細々と。

ぎゅうにゅうのおはなし。

[わんぴ/モンストン]牛×河童&馬

げひん注意。





x x x x x



「そういえばさ、ゾロミルクってホルスタインなんだよな?」
言い出したのはウソッパカ。
「ミルク出るのか?」
「!!」
その発言に驚いたのはサンザラーだ。
慌ててウソッパカの口をふさぐ。
「むーむむー?」
「駄目だ駄目だ!それを聞くな!!」
「…っぷは!何だよサンザラー!何で聞いちゃいけないんだ?」
「それは…」
サンザラーは、昔にその質問を、ゾロミルク本人にぶつけたことがあったのだ。
その結果、自分の身に起こった不幸についてもしっかりと覚えている。
しかしそれを口には絶対に出したくない。
結果、サンザラーは言い淀んでしまったのだが、
「出るぜ」
それを引き継ぐ声があった。
「ゾロミルク!」
ウソッパカが嬉しそうに、現れた人物の名を呼ぶ。
反対にサンザラーは、絶望的な表情を浮かべた。
「ミルクなら出るぜ、ウソッパカ」
「ほんとか!?」
「ああ。…サンザラーには飲ませてやったことがあったっけな?」
そりゃもう腹いっぱいにな、とゾロミルクは続け、にやりと笑った。
「うぅ…」
思い出したくないことを思い出し、サンザラーが冷や汗をたらし頭をかかえて膝をつく。
「へェ、いいなァ!サンザラーはゾロミルクのミルク飲んだことあるのか?」
「お前も飲みたいか?」
「うん!」
「や、やめとけ!」
ウソッパカが満面の笑みで頷くのを見、慌ててサンザラーはその間に割り入った。
「駄目だウソッパカ、こいつのミルクってのは…」
「ミルクってのは?」
「…とにかく!普通のミルクじゃねェんだ」
目を逸らすサンザラーを前に、ウソッパカは小首をかしげた。
「普通じゃねェって…言われたら、普通もっと気になるよな」
「だから、飲ませてやるって、ウソッパカ」
ゾロミルクが、ウソッパカの肩に腕を回す。
「来いよ、たっぷり飲ませてやるぜ」
「わーい」
「ウソッ…」
去っていこうとするその背に伸ばした手を、しかし、掴むものがあった。
「ゾ、ゾロミルク!?」
「何だ、サンザラー?おれのミルクをもう一度飲みたくなったか?」
「や、違…」
「じゃあ、サンザラーも一緒にゾロミルクのミルク飲ませてもらおうぜっ!」
「ウ、ウソッパカ…」
その満面の笑みに腕を掴まれてしまえば、サンザラーにはそれを振りほどくことは出来なかった。
「よーし、じゃあ三人で行こー!」
嬉しそうなウソッパカと別の意味で嬉しそうなゾロミルク、そして真っ白になったサンザラー。
三人は連れ立って、ゾロミルクの住む森へと消えていった。

…しばらくの後に、二人分の悲鳴が森からモンストン中へと響き渡ったが、その意味を知るものはいなかった。


さらに翌日。
「へー、ゾロミルクってミルク出んのか!?おれも飲みてェ!」
と言い出したルギャオやらチョパーケンやらを、
「駄目だ駄目だそれは止めておけェ!!」
「腹いっぱいに飲まされるぞ!本当に腹いっぱいに飲まされるぞ…!!」
サンザラーとウソッパカが本気で止める光景が、モンストン中で目撃されたとか。



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初めての時間指定公開。…意味ねー!!
こうやるのかー、なるほどなるほど(独り言

いつか書きたかったモンストンネタ。
下ネタで本当申し訳ないとは思うが、
ゾロミルクって響きだけでもう卑猥だから仕方ない。

それにしてもウソッパカの尻は非常にけしからんと思う(もう黙れ

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