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マイナー作品とかのションボリ二次創作を細々と。

オレンジ探偵社の愉快な人々[1]

タイトルは適当です。その内変わるかも。


某さんにネタ提供してばっかじゃアレなので、
こないだのパロネタから、ワンピで退魔師モノパロ。
まだ頭ん中でも仕上がってないので
途中でネタ切れ起こしたりgdgdになる可能性も高いです。

このシリーズには以下の要素が含まれます。

・退魔師系パロディ。
・なんちゃって退魔師なので、間違った知識がウロウロしてます。
・なんちゃってオカルト、怖い話系のネタを含みます。
・あんまり退魔してないです。
・メインはウソップ、ナミ、サンジ、ゾロ辺り。
・ゾロサン、サンウソ要素が濃い目にあります。
・サンジが節操なしです(他CPも可能性有)

…と言っても、3話目くらいまでは上の要素の1個も含んでいない可能性。
大丈夫そうでしたら以下からどうぞー


 x x x x x


 俺が自分のためのコーヒーを入れている間にナミは、「おはよう」もないままいつの間にか事務所に入って来ていた。客用のスプリングのきいたソファに腰掛け、ポストから取り出してきたらしい新聞を読んでいる。
 いつも通りの光景。
 朝日にきらきらと光るオレンジの髪だとか、新聞紙に落とした物憂げな視線だとか、広く開いた襟ぐりから覗く細く白い首筋だとか、そんなものに見惚れていても仕方がないので、俺は流しの方から声をかけることにした。
「ナミ、コーヒーは?」
 挨拶なんかいらない。そして振り返りもせずにナミは答える。
「ミルク多めでお願い。砂糖はいらないわ」
「珍しい!砂糖要らねェの?」
「目を覚ましとかなきゃ。今日はお客が来るのよ。珍しいことにね」
 ナミは初めて俺と目を合わせ、肩をすくめた。
「ロビンの紹介書を持ってるの。断るわけにはいかないでしょ」
 俺はなるほど、などとわかったような分からないような返事を一つ返し、マグカップをもう一つ取り出した。


 『オレンジ探偵社』というのが、俺―ウソップの勤める職場の名前だ。ナミが社長で社員は俺だけ。バイトは2人いるけれど。名前こそ『探偵社』となってはいるものの、実態は全く違う。全くもって違う。実質については後で語るとして、まずはナミと俺のことから話そうと思う。
 何よりも金の大好きな彼女は、元々は別の人間と組んで何でも屋をやっていたのだそうだ。その職業でそこそこ儲かっている所に、訳あってサラリーマンを辞めた幼馴染の俺が現れた。俺のとある体質を知っていた彼女は、こりゃ儲けられそうだと、何でも屋を『探偵社』に改名したのだった。
 実際、そこそこよりも少し上くらい儲かっていると思う。サラリーマンをやっていたときの月給より、1.5倍は給料が出るし。しかしそのほとんどは、仕事のときに壊した備品や、仕事に使う道具を買うために消えてしまう。手元には、サラリーマンだった頃よりも少ない金額しか残らなかったりするのだ。
 それでも、住み込みで、というのは良い。『オレンジ探偵社』の事務所はとある雑居ビルの2階にあるのだが、この事務所のスペースは、仕事がないときは俺が好きに使っていいことになっているのだ。ナミが借りている場所だそうで、俺はこの場所を生活に使うために水道水の1滴分すら払わないで済んでいる。
 そして、俺はこの仕事が気に入っている。ただのサラリーマンだった頃にはうっとおしかったこの『体質』も、ここでは誰かの役に立つのだから。


「客来るのって何時から?」
 俺はミルクをたっぷり入れたコーヒーをナミの前に置きながら聞く。ありがと、とナミはすぐに受け取って口をつけた。
「10時よ」
「…げ、あと2時間しかねェじゃん」
 俺はナミを見る。ナミは肩をすくめた。それが癖なのだ。
「だから、ゾロとサンジくん呼んで」
 その二人の男は、このオレンジ探偵社のバイトだ。それぞれ建設会社社員、レストラン勤務と本業はあるのだが、それぞれの特異な体質を生かして、この仕事を手伝ってもらっている。
 いつもは、仕事が決まってから電話をして来てもらうのだが―
 俺は無言で、隣室の方を指差して見せた。それだけで事情を察したナミが、一瞬で不機嫌になる。隣室は事務室だが、その隣は寝室になっているのだ。
「…起こしてきて」
「嫌だよ、踏み込みたくねェもん。俺、昨夜はここで寝たくらいだぞ」
 俺は、ナミの座っているソファを叩いて示す。しかしナミというのは、そんなことを取り合ってくれる女ではない。
「男でしょ」
「だからなおさら嫌なんだよ」
「じゃあ、女に行かせる気?」
「女とか男とか…ああもう、いいや」
 言い争うのも面倒になって、俺は折れた。俺の分のマグカップをティーテーブルに置いて、重い腰を上げる。
「んじゃ、覚悟決めて行ってきまーす」
「襲われないようにね」
「それがギャグにならないから怖いんだよ」
 俺は肩越しにひらひらと手を振って、隣室の扉を開けた。




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ということで退魔師パロ ディ …
…どの辺が?

事務所に住み込み社員と、
近くの高級マンションに住んでる社長。
バイト二人は通いですが、事務所とかに泊まることもあり。
事務所は、なんか都会の裏路地の汚れた雑居ビルでも想像していただければー
某見た目は子供なアレのおっちゃんの事務所を
もうちょっと広くした感じのイメージ?


退魔師モノというネタ自体は、
某端っこの方が形にしてくれたので、
自分は自分の書きたいものを詰め込むのれす^p^ はぁはぁ。
頑張って続き書くぞー自己満足!

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